介護職へ転職する際の1番のポイントは働く施設形態をきちんと理解するというこです。ひとえに介護施設で働くと言っても、介護施設には大きく分けて7種類の施設形態が存在します。「デイサービス」「訪問介護」「有料老人ホーム」「介護老人保健施設」「特別養護老人ホーム」「サービス付き高齢者向け住宅」「グループホーム」の7種類です。
介護職を希望するに至ったきっかけは人によってさまざまです。具体的にいえば、自分の祖母や祖父との関わりが少なく、それを悔いて介護職を目指す人。このような人には、一人ひとりにあったケアができる個別ケアに特化した施設形態(訪問介護やサービス付き高齢者向け住宅、ユニット型特別養護老人ホームなど)が自身のイメージに合致するでしょう。認知症の人たちの介護を学びたいという人は認知症専門の介護施設(グループホーム)などがイメージとマッチするかもしれません。多くの元気な高齢者とアクティビティなどを通じてふれあいたいという人は自立度の高い高齢者が多く利用する施設(デイサービス)を選ぶと、自身のイメージとのギャプが少なく働くことができるでしょう。
しかし、高齢者施設が複数あることを知らずに、介護施設というくくりで一辺倒な考えを持って入職すると自分の希望する介護ができない場合があり、理想と現実のギャップに苦しむことになります。なのでまずは、自分がどのようにして高齢者と関わりたいのかを明確にし、その上で自分の希望する施設形態を見学した上で転職に望むのが好ましいでしょう。また、見学をする上でのポイントはここのサイト<http://kaigogyokai-kengaku.com>にまとめてあったので確認しておくことをオススメします。