転職する時に押さえたいポイント

介護の仕事をしていて転職したいと考えた時に、まずやらなければいけないのは何故そう思ったのかの理由を明確にしておくことです。そうしないと転職先でも同じ悩みを抱えて、すぐにまた別の職場を探す羽目になるかもしれません。例えば、人間関係がうまくいかず働きにくいと感じることは、決して珍しいことではありません。そんな時は相手と距離を置いて関わらないようにしましょう。あるいは第三者の立場の人に相談するのも良い方法です。

しかしそれでもうまくいかないなら転職も検討しておきたいのですが、その際には押さえておきたいポイントがあります。まずそれまでに在籍していた職場の辞め方ですが、嫌いな人がいるので退職しますとは言わないようにしたいものです。嫌がらせを受けた場合は、仕返ししたい気持ちが湧き上がるかもしれません。ただ介護職は意外と狭い業界ですから、評判が伝わって転職活動に影響が出る恐れもあるので、きちんと挨拶をして退職をするのが無難です。

そして面接で必ずと言って良いほど聞かれるのが、前の職場をなぜ辞めたのかという点です。その際は人間関係が原因だと言わないようにしたいです。良い評価を得られることは少ないですし、何よりも周りと上手に付き合えない人だと受け取られると採用されにくいです。そこで「前の職場では個人で行う仕事が多く、みんなと頻繁にコミュニケーションが取れなかった」と表現してみると良いです。そのため「チームで仕事をするのが得意」などと伝えてみましょう。決して嘘をついているわけではなく、人間関係でうまくいかなかった事実に関して表現を変えただけです。ちょっとしたことですが、相手に与える印象が違ってきます。